明けましておめでとうございます。
皆さん、おせちはもう食べきりましたか?
今年のお正月も家でおとなしく過ごす時間が多かったので、2日にはおせち料理をほぼ食べてしまい、味にも飽きがきてしまいました。なぜおせちって飽きやすいのでしょうね。。
なにか味の科学で説明がつく理由があるのかな~と不思議に感じます。
年末で混雑しているスーパーで頑張って買い物して一日キッチンにこもって作った正月料理なのに、あっという間に飽きられて疎まれるなんて、おせちってちょっと悲しいなと思ったりして。
おせちをほぼ食べ切ったとは言っても、冷蔵庫の中には勢いで色々と買った食材があり、これをどうにかするまで買い物はしないと決めて、おせちの始末料理をつくりました。
食べ飽きた煮物やかまぼこやなます、海老など、形を変えれば美味しいお惣菜の1品になるのでぜひお試しあれ。それと、これはアレンジ料理なのでレシピに忠実につくらなくても、参考程度に皆さんそれぞれ良い塩梅でテキトーに作って頂ければよいです。
その1
雑煮用の余った小松菜と田作り、厚揚げの炒め物
<食材>
しょうがのみじん切り 1かけ
にんにくのみじん切り 1かけ
赤唐辛子 1本
田作り 適宜
厚揚げ 1/2枚
小松菜 1/2束~1束
醤油または醤油麹 適宜
ごま油 適宜
<つくりかた>
フライパンにしょうがのみじん切り、にんにくのみじん切り、赤唐辛子を入れて、ごま油を入れ、弱火で焦げないように加熱する。良い香りがしてきたら田作りを入れ中火で炒め、薄切りの厚揚げも加え炒める。小松菜を入れたら醤油麹を加え、強火でじゃっと火を通しお皿に盛る。
これは普段のお惣菜でも田作りなしでよく作ります。小松菜には愛着があります。美味しいですよね!調味料は断然、醤油麹がお勧めなのですが、なければ普通のお醤油やめんつゆなどでOK。ざくざく小松菜食べられるし、田作り入りでカルシウムもより摂れるお惣菜、おススメです!
その2
余った煮物、なますや漬物のちらし寿司
<食材>
お煮しめの残り 適宜
なますの残り 適宜
海老の姿煮の残り 適宜
手綱こんにゃくの残り 適宜
切りごま 適宜
海苔 適宜
冷ご飯 2~3杯分
市販のすし酢 書いてある分量で
<つくりかた>
入れる材料は同じ大きさ(1~2センチ角位)に切っておく。冷ご飯はチンしてすし酢も用意する。大きめのボウルまたは寿司桶にご飯を入れ、具とすし酢、切りごまを入れて切るようにさっと混ぜる。混ざったらお皿に盛って海苔や錦糸卵などかけて頂く。
入れる具材は、煮物系は味が十分染みているので本当においしくてお勧め。煮しめで余りがちなタケノコ、こんにゃく美味しいです。なますや漬物の残りも刻んで入れると味のアクセントに。海老や焼き豚の残りなんかもご馳走感が増して良いですね~。具材にしっかり味がついているのでなんの味付けも必要なくて簡単!
その3
「雑煮用の余った白菜と紅白かまぼこの豆乳クリーム煮」
<食材>
白菜 適宜
紅白かまぼこ 適宜
しょうがのせん切り 適宜
日本酒 少々
中華スープ 水200ml+中華だし小さじ2
豆乳 150~200ml
片栗粉 大さじ1~2
溶き水 大さじ2~4(片栗粉の倍量)
ごま油 適宜
<つくりかた>
白菜は3~4センチ幅に切る。紅白かまぼこはせん切りにする。水に日本酒少量を入れ、中華だしを入れて混ぜておく。水溶き片栗粉を作っておく。豆乳を用意する。
フライパンを火にかけしょうがのせん切りとごま油を入れて加熱する。白菜と紅白かまぼこを入れて中強火で炒める。少ししんなりしたら用意しておいた中華だしスープを加え4~5分煮る。白菜がしんなりしてかさが減ったら豆乳を入れて弱火にする。水溶き片栗粉を混ぜながら加えて、火を強めとろみがついたらごま油をひと回しして火を止め完成。皿に盛る。
豆乳を加えたらぐつぐつやり過ぎると分離するので長時間煮ないようにしてくださいね。
おせちやご馳走で疲れた胃に優しい味です。
その4
「卵黄を使った残りの卵白のあんかけブロッコリー」
<食材>
卵白 1個分
中華スープ 水200ml+中華だし小さじ2
おろしショウガ 適宜
茹でブロッコリー 適宜
片栗粉 大さじ1
溶き水 大さじ2
<つくりかた>
茹でたブロッコリーは皿に盛っておく。小鍋に中華スープとおろしショウガ入れ加熱し沸騰したら水溶き片栗粉を混ぜながら加えてとろみをつける。とろみがついたら卵白を混ぜながら加える。(混ぜないとだまになる)白いあんができたらブロッコリーにかける。好みでごま油を加えても。
こちらにもかまぼこを入れると彩りがきれいですね。
以上、おせちの始末料理でした。
冷蔵庫に余っている食材が減っていくと、なんだかすごく満足感がありますよ~。
ぜひどうぞ!
そして今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
これは今年のおせちでした。イクラと黒豆を盛り忘れました・・。